2007/09/17 (Mon) at 19:42:34
野村證券は、厳選された投資信託だけを集めて「ノムラ・ファンド・ユニバース」という投資信託を作りました。
野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジーの経験豊富なファンドアナリストが、約200項目にわたる詳細な調査を行い、投資信託の評価、品質管理を常に行っているというものです。
新たに募集が行われノムラ・ファンド・ユニバースに採用されるファンドは、野村證券が運用力について厳しく精査した品質が高いと考えられるファンドです。また継続して募集が行われているファンドについても、ファンドの運用や情報開示を継続的にモニタリングしています。
ファンドを通して投資された資金の収益率は、運用資産の種類によって、また市場環境等によって大きく変動します。
ファンドでは、この収益率の変動性をリスクと呼びます。「ノムラ・ファンド・ユニバース」では、このリスクの大きさと投資手法により、「元本重視型」「利回追求型」「積極運用型」「絶対収益追求型」の4タイプに分類しています。
「元本重視型」は元本の安定性に最大限配慮した上で、安定した収益の確保を目標として運用を行うファンドです。
そして「利回り追及型」は利回りの向上を目標として運用するファンドです。
ですから「元本重視型」よりも、収益率の変動性、つまり、ファンドの値動きは少し大きくなります。
「積極運用型」になると、値上り益の追求及び分配金の支払いを目標として、積極的な運用を行ないます。
投資対象としている市場全体と同程度、またはそれを上回る収益の獲得を目指します。市場が大きく上下動する局面においては、収益率の変動性が大きく、利回り追求型よりも利益や損失が大きくなる可能性が高いファンドになります。
「絶対収益追求型」は市場の動向に関わらず収益を追求することを目標として、積極的に運用を行うファンドです。
高度な運用技術を駆使し、市場の動きに連動させることなく、収益の獲得を目指します。
ただし、投資成果の大部分を運用者の運用力に依存するため、投資判断の成否次第では、収益率は大きく変動し、結果として利回追求型よりも利益や損失が大きくなる可能性が高いファンドです。
2007/09/16 (Sun) at 07:36:30
投資信託のなかでも、海外投資信託を購入する人も多いですよね。
中国、ブラジル、ロシア、ベトナム、南アフリカ、インド。
そのなかでもインド株については投資家の方たちならば必ず耳にしたことがあると思います。
中国株につづいて、インド株が注目され始めてからしばらく経ちますが、まだまだインドの潜在能力は計り知れません。
インド株が人気を集めている理由としては、以下のことが考えられます。
1.人口が多い(10億人。)
2.若年労働力が多い。(今後も人口増加が期待できる。)
3.ITが発達している。(アメリカからのアウトソーシングによってITはかなり発達している。)
4.G7へオブザーバーとして参加している。(世界経済の中心へ近づいている。)
5.中東に近く、原油の調達が簡単にできる。
6.インフラの未発達。(IT産業で得た収入で経済が発達する可能性あり。)
<インド株投資信託>
★ファンド名 ★投信会社
PCAインド株式オープン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・PCA
HSBCインドオープン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・HSBC
ドイチェ・インド株式ファンド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドイチェ
UFJパートナーズ・ドイチェインド株式ファンド・・・・・・・・UFJパートナーズ
JFインド株ファンド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・JPモルガン・フレミング
インド・アドバンテージ・ファンド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フィデリティ
インド・フォーカス・ファンド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フィデリティ
野村インド株投資・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野村アセット
メリルリンチ・インド株ファンド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メリルリンチ
CAりそなインドファンド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・りそな
利便性が高く、常に購入可能な代表的なインド株ファンドは、PCAインド株式オープン、HSBCインドオープン、ドイチェ・インド株ファンド等です。
リスクを減らすために時期を分散して購入するのが良いでしょう。
2007/09/15 (Sat) at 03:11:06
インド株投資と中国株投資は、投資信託の中でも人気が高まってきています。
日本経済新聞や日経金融新聞などによると、中国株投資の方が残高が一定の基準を保っていて、それに対してインド株投資は4ケ月程で急増しているとの記事がありました。現在、投資信託の勢いは中国株投資よりインド株投資の方がありそうです。
中国株への投資は、さまざまな証券会社から直接行う事が出来ます。
しかし、インド株への投資は現状直接行う事が出来ません。ADRによる投資などの選択肢は確実に増えてきていますが、インド株は投信頼みがもう少し続きそうです。
それでもインド株投資を扱う証券会社も続々と増えて来ています。「野村がインド株投資に305億円」という記事もあり、JFインド株ファンドは設定額305億3893万円で、インド株投資の残高が国内最大になったそうです。
投資信託もインド株投資の勢いはまだ続きそうです。
インド株へ投資する際の証券会社の選び方の観点は、投資対象を投資にするかADRにするかという点と、どんな投資を選ぶか、その他の金融商品をどれにするかという点です。
ちなみにその他の金融商品とは、例えばインド株以外に日本株を少し投資するなどの事です。
投資の種類としては、インド共和国の証券取引所に上場している株式を主要投資対象としているHSBCインド株オープンや約90%をインド株、残りの10%を日本の債権に投資するPCAインド株式オープン他、いろいろな種類があります。
2007/09/14 (Fri) at 07:43:34
投資信託商品は数多くありますが、ここ最近で最も人気が高く、純資産残高もトップを記録し続けているのが、「グローバルソブリンオープン」です。
グローバルソブリンオープンは、平成9年にスタートした分配型投資信託です。
毎月分配型ファンド人気の先駆けとなった商品といっても過言ではないでしょう。
マザーファンド受益証券を通じて、世界主要先進国のソブリン債券に分散投資を行い、そこから得た収益を投資家に分配している商品ですが、格付けA格以上の国に投資を行うなどして、安定と安全性という目的のもとで運営されるので、とても人気があるのです。
また、人気のもうひとつの理由として挙げられるのが、分配金です
2001年1月以降、4年半以上も 40円配当を続けています。
ブローバルソブリンは、比較的、高年齢層に人気の商品ですが、知名度が上がるにつれて、20代、30代といった若い世代の注目も集めています。
しかし、グローバルソブリンには問題点もあります。
・運用手数料が高い
・運用手数料の割には、運用が上手ではない。(利回りがマイナスになっている。それでも基準価額が下がらないのは「このファンドが人気」であるため。)
・基準価額をキープしていたもの及び高配当の両方を可能にしていた要因(ex.円安傾向など)がとまると、基準価額の下落を招く。
これらのことを考慮し、リスクの許容度も頭にいれながら、自分に合っていると考えられる投資信託を購入しましょう。
2007/09/13 (Thu) at 10:42:04
大和投資信託が運用している愛称ブンさんと呼ばれている投資信託は、りそな・世界資産分散ファンドの事です。ブンさんの名前の通り分散型資産投資です。愛称もユニークですがパンフレットもユニークです。
投資信託のブンさんはマザーファンドを通じて、海外の公社債、不動産投資信託証券及び株式にそれぞれ3分の1ずつを目処に投資し、安定的な配当等収益の確保と値上がり益の獲得により、信託財産の中長期的な成長を目指して運用をしています。
資信託のブンさんは外貨建資産については、為替ヘッジを行っていません。多くの場合、投資信託では為替変動リスクを回避するための為替ヘッジとされていますが、昨今では円という通貨一本で運用することそのものが、高いリスクを持っていると言えます。
従って、為替ヘッジを行わないことで通貨も分散運用することになりますので、投資信託のブンさんの運用は、賢い投資方法なのかもしれません。
投資信託のブンさんにはブンさんシリーズがあり、大江戸ブンさん、埼玉ブンさん、多摩ブンさん、はまのブンさん、りそちゅーブンさん、京・近江ブンさん、上方ブンさん、ひょうご元気ブンさん などがあります。
これらのブンさんシリーズはマザーファンドを通じて、国内の株式、海外の公社債及び不動産投資信託証券に
3分の1ずつを目処に投資する運用方針に違いはありませんが、国内株式については、主に各地方企業の株式に投資し、販売会社は信託報酬の一部を社会的課題に取組む団体等へ寄付することで、地域の発展に貢献することを目的にするユニークなものです。