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 2007/09/07 (Fri)  at 21:48:39

海外債権型の投資信託は、日本だけでなく海外の市場で取引されている債権に投資する事で、幅広い収益を追求できる事を目的としたファンドです。

もしある国の債権市場が悪くなっても、他の国の債権で補う事が出来る事から分散投資の効果がかなり高く、株式に投資するタイプのファンドよりも安定的な成果が見込める事が期待できるといえるでしょう。

このファンドタイプでは、5?10%の利回りを目標にしているようです。その分リスクを低く設定します。

国内債権型の投資信託と同じで、国が発行する国債や、地方自冶体が発行する地方債、企業が発行する社債にくわえ、短期金融商品に投資する投資信託ですが、外国の債権の方が日本の債権より利回りが良いケースが多いようです。

また海外の市場に投資する事で為替の差益も期待できるでしょう。

しかし注意すべき点は、海外の債権はバリエーションが豊富でその分いろいろな企業が発行しているという事もあり、中にはハイリスク・ハイリターンを狙う商品もあります。

基本的には、安定収益を追求する人に向いているのかもしれませんが、場合によっては多少のリスクがある事を考えなければいけないでしょう。

このタイプのファンドはいろいろな種類がある事から、リスク・リターンがそれぞれ微妙に異なる場合が多いようです。

そこで選択した商品が何に投資しているか、投資対象を細かくチェックする事が投資を行っていく際に重要なポイントになります。

 

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 2007/09/06 (Thu)  at 21:27:08

投資信託の中でVISTAというファンドがあります。

VISTAはマザーファンドを通じて、主にベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコアルゼンチン)諸国の関連株式等に投資することによって信託財産の中長期的な成長を目指します。

VISTAの名称は上記の諸国の頭文字をつなげたものでしょう。

VISTAの規定はマザーファンドにおいて、VISTA諸国について、各々1%から50%の範囲で国毎の基本資産配分比率を定めており、ファンド設定時の国別基本資産配分は、ベトナム5%、インドネシア25%、南アフリカ35%、トルコ30%、アルゼンチン5%としています。

また市場の見通しに応じて、国別基本資産配分からプラス・マイナス15%の範囲内で、国毎の資産配分比率を変動させることがあります。

ただし、1カ国への資産配分比率は1%を下回らないものとする事としています。

経済研究所では、通貨危機のようなショックが起こらない限り、VISTA5ヶ国の経済規模は50年後には28倍になると見込んでいます。

そのひとつに豊富な天然資源が挙げられます。

必要な資源の多くを自国でまかなえることは大きなメリットです。

インドネシアの天然ガスは世界一の輸出量を誇っており、南アフリカの金鉱は世界一の生産量があります。

その他にもベトナムの原油、石炭やアルゼンチンの鉄、銅などもあります。


それからVISTA諸国の労働力は増加傾向にあります。そして個人消費の伸びも日本と比べると平均3倍以上になっています。

これらの要素からの投資信託の中でVISTAは長期的な経済発展を見て、かなり有望なファンドといえるでしょう。



 2007/09/06 (Thu)  at 04:16:48

投資信託は預貯金と違いリスクがつきものです。

必ずしもお金が増えるというものではなく、減る可能性もあるというものです。

ですから、いちばん大事なことは、リスクが高いものに対しては、余裕のあるお金で投資をする事です。

たとえば、安定性を第一に考えたい生活資金や準備資金のようなものを、高いリスクをとって高い収益を狙う投資につぎこむのは危険といえるでしょう。

すぐに使う予定のあるお金はリスクが低めのもの、長期で運用できるものは少しリスクが高めのものへ投資するというのが一般的なスタイルです。

投資に使うお金は投資信託のリスクを考えて、安定性と収益性のバランスを考えて選ぶ必要があると思います。

投資信託の選び方のコツとしては、まず高いリスクで高い収益を目指すのか、高い収益の期待は少なく安定的
なファンドを選ぶのかを考えます。

そしてそのファンドは何に投資しているのか、国内型か海外型か、運用スタイルも含めて、ファンドの特色を把握しておきます。

運用期間が決められているか、無期限なのかなどの確認や投資家が負担する手数料および税金の金額のチェックも重要なポイントです。

海外に投資する時は、円高、円安が基準価格に影響するのでチェックしておく必要があるでしょう。

最後に、大事な収益分配金が投資家に直接支払われるものなのか、自動的に再投資に回されるものなのか把握しておく必要があります。

以上の事は最低限考えて投資信託を選ぶ必要があるでしょう。


 2007/09/05 (Wed)  at 04:25:42

現在、日本の投資信託のほとんどが契約型の公募投資信託です。

その税制は収益分配金および償還金のうちの元本超過額に対して、20%の源泉分離課税が行われます。

税額は販売会社が収益分配金や償還金を支払うときに徴収して税務署に納税します。自分で申告したりする必要はありません。

投資信託を解約する場合は、解約価額の元本超過額に対して20%が税金として源泉徴収されます。

これが投資信託の税制の基本ですが、追加型株式投資信託の場合だけは税金の計算がやや複雑になります。

それは追加型株式投資信託は時価で追加設定が行われるため、元本が変動するからです。

2000年4月1日より、追加型株式投資信託の課税方式が変わりました。従来の「平均信託金方式」から「個別元本方式」へ移行しました。

個別元本方式というのは、受益者ひとりひとりの購入単価を税法上の元本とする方式です。

このため「元本」は受益者ごとに異なります。

解約の場合は、基準価額とその受益者の「個別元本」との差額に対して、20%の税金が課税されます。

従って受益者ごとに税額が異なりますので、手取り金額もそれぞれ異なることになります。

受益者が収益分配金を受け取るときの税金も受益者ごとに異なります。

受益者ごとの個別元本により、収益分配金のうち値上り部分の分配額と元本部分からの分配額を受益者ごとに計算し、値上り部分からの分配に対して20%の税金を課税、元本部分からの分配は非課税となります。

投資信託を行う際には税金の金額も考えでおく必要あるといえるでしょう。


 2007/09/04 (Tue)  at 04:19:44

投資信託の中にDIAM高格付インカムオープンという商品があります。
愛称はハッピークローバーと呼ばれています。

銀行や証券会社、保険会社もこの商品を扱っています。

このハッピークローバーファンドの概要は、高格付資源国の公社債へ投資する点にあります。

そして主な投資対象国は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェーなどの比較的高金利の期待できる資源国に投資します。 

主にDIAM高格付インカム・オープン・マザーファンド受益証券への投資を通じ、高格付資源国の公社債へ投資し、安定した収益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指した運用を目的としたファンドです。 

投資対象となる公社債は、国債を中心に信用性の高いAA格以上の格付けを取得しているとともに、流動性の高い銘柄とします。 

特色としては毎月分配型になっています。

これがハッピークローバーの人気のひとつでしょう。

毎月5日に決算を行い原則として利子等収益を中心に分配するというものです。

そして上記で述べた、信用性の高い格付けを取得しているように、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェーは、石油や鉱産物、ガス、石炭等の資源を算出する国という点で金利が期待できるという事です。

また、各国の異なる通貨を分散して持つことで、リスクを安定させる事が期待できるといった点も特徴のひとつです。

このような分散投資を行うファンドはこれから先も期待ができ、投資家も注目していくでしょう。


★ ILLUSTRATION BY nyao
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